2016-11-10

今回は、水晶発振器搭載用の変換基板を作製した。

再製作する理由としては、

・アンプを外部設置型に変更したためアンプを通す必要がなくなったこと

・ピンの数が余っている状態で、ソケットからはみ出しているためショートや不具合の原因となりうること

があるためであった。

 

ピン数は基板に取り付けたソケットのピン数と合わせて7ピン2列

また間隔を6milsにした。

 

新しいライブラリを新規作製しようとしたところ

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のような表示が出た。

調べて見ると、どうやらkicadアップデートに伴いライブラリの拡張子を全変更されていたため今までのライブラリは使用できなくなっているようだった。

一応現在のバージョンを示しておく。ライブラリに関しての変更はちょうどこのバージョンからなので、1つ前以前のものなら昔のライブラリも編集保存できるようだ。

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modファイルは使えないようなので新規ライブラリを.prettyで作った。

パスを定義し、ライブラリをkicadに追加したが、アクティブなライブラリに作製したshun2.prettyファイルが認識されなかった。

 

 

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場所の問題かと思い、kicad直下→リムーバブルディスク内の現在使用しているプロジェクト内→programfile内kicadのbin直下→bin内moduleファイルの中

と試したが認識されないので、再起動したがやはり認識されなかった。

いろいろ調べて見たが同じような症状の報告は見られなかったので、現在のバージョンのインストール時に作製されているファイルを調べたところ、KiCad-share-modulesにmodule.prettyファイルが自動生成されていた。そこで、そのファイル内に.prettyファイルを作成したところ認識された。

 

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一般的にはkicadの画面から新規ライブラリ作製をするだけで認識されるようだが、今回は特例のようだった。理由は分からないが次回からは同じ場所に新規ライブラリを作製使用と思う。設計ソフトを15年アップデートせずに古いOSで使用している人の話を聞いた経験があるが、こういう不具合を危惧してなのだろうと納得した。設計系のソフトは無闇にアップデートするものではないことを学んだ。

 

次回は水晶発振器を付け替えて、動作実験を行おうと思う。