先行研究コピー基板3の動作テストを行った。

動作の必要条件を調査するためパスコンや安定化抵抗などを取り付けない状態から調査していった。

パスコン等なしの状態(水晶発振器出力のみはパスコン等取り付け済み)

・コンパレータ出力は波形の乱れが合ったが出力は確認できた。

・AD9851の出力は確認できなかった。コンパレータ出力の乱れが原因として考えられる。

②コンパレータ出力部に10pFを並列に接続

・コンパレータ出力は安定した。

・AD9851の出力は確認できなかった。

③AD9851周りにパスコン接続

・AD9851からの出力を確認できた。

・しかし、周波数をあげると波形に乱れが生じた。

原因としては、グラウンドを全て共通にしてあること、フィルタ部のインダクタが不足しているため異なる値のものを使用していること、が考えられる。

 

 

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以上のことから、パスコンや安定化抵抗、コンパレータ出力部に10pF並列接続、の全てを満たしていないと安定した動作は難しいと考えられる。

これを参考に自作基板を改良しようと思う。