基準発振回路2のはんだ付けと動作試験をおこなった。

 

まず、水晶発振器のみの出力を計測した結果が下図である。

f:id:maroon555:20170609152307j:plain

次に、分圧抵抗のみを取り付け、コンパレータ出力を見たが、出力はなかった。

 

その後、下図赤枠内の素子をはんだ付けしコンパレータ出力を確認したが、出力は発振出力ではなく、400mV程度の直流出力であった。

f:id:maroon555:20170609152643j:plain

抵抗、コンデンサ下での誤ったGND接続を疑い、導通検査したが問題なかった。

電源も4.94V程度であり、分圧後電圧も100mV程度と狙い通りの値であった。

原因を探るため、先行研究基板と一つ一つの要素について比較したが、全く同じであるように見える。比較画像を下に掲載する。

f:id:maroon555:20170609152328j:plain

電圧値、抵抗値を双方測定し同じであることは調査済みであり、それぞれの素子を入れ替えた場合も調査済みであり、結果は変わらなかった。

 

画像からもわかる通り、パスコンや抵抗値、付いている位置も同じであるため原因調査の進め方が検討できないためこのまま残りの基板をはんだ付けするのは不毛であると判断したため、指導いただきたい。