■
AD9851駆動システムの動作試験を行った。
前回、基準発振回路が原因ではないかと思ったため、動作の確認されている先行研究基板に基準発振を入力して動作試験を行った。
結果は、自作基板での出力とよく似たに不安定な出力となった。この結果から、基準発振回路に原因がありそうだということが分かった。
・自作基準発振回路出力を用いた先行研究基板での出力
次に、基準発振出力の不安定さの改善のため、共同研究者及び先行研究者の基板との相違点を調査し、参考にした。
まず、水晶発振器の出力に10kΩと10pFがGNDとの間に並列につながっていたため、自作基盤にも挿入した。
・水晶発振器回路(赤枠内が該当部)
また、コンパレータ出力には10pFを並列に2個接続されていたため、挿入した。
その結果、大分出力が安定した。
・AD9851駆動基板(赤枠内がコンパレータからの入力)
・水晶発振器出力
・コンパレータ出力
次に、安定した基準発振を用いて自作AD9851駆動基盤を動作させようと試みたが、基準発振回路をAD9851駆動基盤に接続すると基準発振が不安定になる問題が発生したが、接続しなおしたら改善した。
その後、ArduinoによりコントロールしAD9851のVINNの出力を見た結果、不安定ながらも出力は出ているようであった。
・AD9851VINN出力