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試作基板4の電圧及び波形チェックを行った。
水晶発振器からは下図のような波形が出力されていた。
14ピンには5Vが電源として入力されていた。
次に、コンパレータicの出力を調査したが、波形を確認できなかった。
原因調査のため、電源まわりを調べたところ、1ピンに電圧が来ていなかったため次のような順序で調査した。
1、グラウンドとの接続を疑い、パターン回りの導通チェックを行った。しかし、異常は見られなかった。
2、分圧が上手くいってない可能性から、抵抗値を測った。4.7kΩの部分の計測値がなぜか210Ωとなっていた。
3、他抵抗との並列接続を疑い、電源周りのすべてのパターンをカッターにより絶縁処理を行った。→改善は見られず。
4、抵抗のはんだ付け部の接触不良の可能性を考え、一度取り外し新しい抵抗を取り付けた。その際、抵抗の下にあるパターンもカッター処理を行った。→改善見られず。
5、先行研究基板との配線パターンの違いがないことを確認し、抵抗値や電圧値を比較した。→コンパレータの分圧部以外は違いを確認できず。
その後、パターンをカッターで削ったり、はんだ付けミスを探したが、改善は見られなかった。
後日、違うアプローチで再調査する。