AD9851駆動基板の動作テストを行った。

最初に、USB-DDSをArduinoによりコントロールし、Arduinoプログラムが正しく動作することを確認した。次に、ArduinoによりAD9851駆動基板に信号を供給したが、ノイズが多く動作しているか分からないほどであったため原因の調査をした。水晶発振器出力、アンプ出力、AD9851出力をそれぞれ調べた。

水晶発振器の出力を調べたところ、出力が不安定でありこれが原因である可能性があることが分かった。何も接続せず電源のみを供給し水晶発振器単体で動作させた際にもノイズが多く入っていたため、原因は電源か素子にあると考えられる。

アンプは、ノイズが乗らなければ正しく水晶発振器出力を増幅できているようであった。

・水晶発振器の出力(上)とアンプの出力(下)(実際はぶれて表示されている)

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AD9851の各ピンの導通を再度チェックしたが問題なかった。また、基準発振が入力されていることも確認でき、電源等も正しい電圧で供給されていた。

・AD9851出力(VOUT)

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次回は、水晶発振器の電源を変えて出力の確認をしてみて、さらにAD9851駆動基板でもノイズが発生しているようなのでその原因調査を行う。