f:id:maroon555:20170509135345p:plain

       f:id:maroon555:20170509135505p:plain            f:id:maroon555:20170509135459p:plain

 

上図の左が先行研究基板回路、右が試作基板4である。

先行研究基板では、25Ω(実際の基板では24Ω)部で電圧は0.1Vとなっている。

このことから、出力電流は

I=V/Rより4mAが流れている。

試作基板4では、100Ω部で0.4Vとなっている。

このことから、出力電流は0.4/100=4mAが流れている。

電流値が双方で同じことから、ioutBは定電流源となっていることがわかる。

 

 

 

 

IOUTとIOUTBの平均値をとる部分について

f:id:maroon555:20170509135345p:plain

先行研究基板と試作4では抵抗値が異なるが、IOUTとIOUTBは定電流源であるため流れる電流は等しくなる。そのため、前回の測定値の違いが生じた。

f:id:maroon555:20170509135459p:plain            f:id:maroon555:20170509135505p:plain

 

 

先行研究基板の出力を測定した。

結果を下図に示す。ピン番号とその出力をそれぞれ記載した。

f:id:maroon555:20170508164829p:plain

 

以下、前回の測定結果引用。

水晶発振器について

1ピン 0.001V

7ピン 0V

14ピン 4.94VV

8ピン出力は下図のようであった。

f:id:maroon555:20170426160501j:plain

 

コンパレータ

1ピン 0.11V

2ピン 0V

3ピン 水晶発振器の8ピンと同様

4ピン 4.94V

6ピン 0V

5ピンは下図のようになった。

f:id:maroon555:20170424185754j:plain

 

 

AD9851について

テスターでの電圧調査

1,2,3ピン 0v

4ピン 4.94v

5ピン 0v

6ピン 4.94v

7,8ピン

9ピン 2.6v

10ピン 0.002v

11ピン 4.94v

12ピン 1.25v

13ピン 4.94v

14ピン 0.123v

15ピン 0.441v

16ピン 0.540v

17ピン 3.213v

18ピン 4.94v

19ピン 0.002v

20ピン 3.289v

21ピン 0.129

22ピン 0V

23ピン 4.94v

25,26ピン 0.013v

27ピン 0.013v

 

28ピン 0.013v

 

またオシロでの調査では

9ピンはコンパレータ出力と同様であった。

 

 

これらを比較すると、水晶発振器とコンパレータは同様な値であったが、

AD9851の出力が異なるピンがいくつかあった。

それらの比較を下図に掲載する。

 

f:id:maroon555:20170515103830p:plain

 

これらの違いの原因を次回調査する。

前回のデータをもとに出力が正しいのか調査した。

AD9851のデータシートを参考にした。

f:id:maroon555:20170427214701p:plain

f:id:maroon555:20170427214706p:plain

 

どのような出力が正解なのか疑問の残る部分があるのでその部分については本日動作が確認された先行研究基板と比較し検討を行う。

 

分圧回路の回路図は明日掲載する。

抵抗とコンデンサの並列接続による電圧への影響を調べた

下図がその回路である

f:id:maroon555:20170426153652j:plain

緑がコンデンサ

黄色が分圧後の電圧端

紫がGND

赤黒が電源端である

 

それぞれの電圧を調べた

 

赤ー紫間

f:id:maroon555:20170426153658j:plain

 

黄色ー紫間

f:id:maroon555:20170426153705j:plain

 

コンデンサ接続後の黄色ー紫間

f:id:maroon555:20170426153717j:plain

よって、コンデンサによる影響はないといえる

 

 

次に、AD9851のはんだ付けを行った

f:id:maroon555:20170426160519j:plain

その後、先行研究基板による動作テストを行うために、前回動作した時と全く同じ構成で出力を調べたが、出力を得られなかった。

原因調査は、研究を協力して行っていた人が行ったのでその人のブログで記す。

 

 

 

 

 

次に自作基板の動作テストをおこなった。

初めは、下図のような出力を得られていたが、その後出力を得られなくなった。

f:id:maroon555:20170426160834j:plain

 

原因調査のため、水晶発振器とコンパレータ、AD9851の各ピンの出力を調べた。

水晶発振器について

1ピン 0.001V

7ピン 0V

14ピン 4.94VV

8ピン出力は下図のようであった。

f:id:maroon555:20170426160501j:plain

 

コンパレータ

1ピン 0.11V

2ピン 0V

3ピン 水晶発振器の8ピンと同様

4ピン 4.94V

6ピン 0V

5ピンは下図のようになった。

f:id:maroon555:20170424185754j:plain

 

 

AD9851について

テスターでの電圧調査

1,2,3ピン 0v

4ピン 4.94v

5ピン 0v

6ピン 4.94v

7,8ピン

9ピン 2.6v

10ピン 0.002v

11ピン 4.94v

12ピン 1.25v

13ピン 4.94v

14ピン 0.123v

15ピン 0.441v

16ピン 0.540v

17ピン 3.213v

18ピン 4.94v

19ピン 0.002v

20ピン 3.289v

21ピン 0.129

22ピン 0V

23ピン 4.94v

25,26ピン 0.013v

27ピン 0.013v

28ピン 0.013v

 

またオシロでの調査では

9ピンはコンパレータ出力と同様であった。

 

次回は、このデータをもとにAD9851などのデータシートと照らし合わせ、おかしい場所がないかを調査する。