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先行研究基板②のはんだ付けを行った。
フィルタ部の330nHが1つ不足していたため、そこ以外をはんだ付けを行った。
また、ピンソケットが残り4本ほどになった。
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試作基板4の回路図を掲載する。
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上図の左が先行研究基板回路、右が試作基板4である。
先行研究基板では、25Ω(実際の基板では24Ω)部で電圧は0.1Vとなっている。
このことから、出力電流は
I=V/Rより4mAが流れている。
試作基板4では、100Ω部で0.4Vとなっている。
このことから、出力電流は0.4/100=4mAが流れている。
電流値が双方で同じことから、ioutBは定電流源となっていることがわかる。
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IOUTとIOUTBの平均値をとる部分について
先行研究基板と試作4では抵抗値が異なるが、IOUTとIOUTBは定電流源であるため流れる電流は等しくなる。そのため、前回の測定値の違いが生じた。
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先行研究基板の出力を測定した。
結果を下図に示す。ピン番号とその出力をそれぞれ記載した。
以下、前回の測定結果引用。
水晶発振器について
1ピン 0.001V
7ピン 0V
14ピン 4.94VV
8ピン出力は下図のようであった。
コンパレータ
1ピン 0.11V
2ピン 0V
3ピン 水晶発振器の8ピンと同様
4ピン 4.94V
6ピン 0V
5ピンは下図のようになった。
AD9851について
テスターでの電圧調査
1,2,3ピン 0v
4ピン 4.94v
5ピン 0v
6ピン 4.94v
7,8ピン
9ピン 2.6v
10ピン 0.002v
11ピン 4.94v
12ピン 1.25v
13ピン 4.94v
14ピン 0.123v
15ピン 0.441v
16ピン 0.540v
17ピン 3.213v
18ピン 4.94v
19ピン 0.002v
20ピン 3.289v
21ピン 0.129
22ピン 0V
23ピン 4.94v
25,26ピン 0.013v
27ピン 0.013v
28ピン 0.013v
またオシロでの調査では
9ピンはコンパレータ出力と同様であった。
これらを比較すると、水晶発振器とコンパレータは同様な値であったが、
AD9851の出力が異なるピンがいくつかあった。
それらの比較を下図に掲載する。
これらの違いの原因を次回調査する。
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前回のデータをもとに出力が正しいのか調査した。
AD9851のデータシートを参考にした。
どのような出力が正解なのか疑問の残る部分があるのでその部分については本日動作が確認された先行研究基板と比較し検討を行う。
分圧回路の回路図は明日掲載する。
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抵抗とコンデンサの並列接続による電圧への影響を調べた
下図がその回路である
緑がコンデンサ端
黄色が分圧後の電圧端
紫がGND
赤黒が電源端である
それぞれの電圧を調べた
赤ー紫間
黄色ー紫間
コンデンサ接続後の黄色ー紫間
よって、コンデンサによる影響はないといえる
次に、AD9851のはんだ付けを行った
その後、先行研究基板による動作テストを行うために、前回動作した時と全く同じ構成で出力を調べたが、出力を得られなかった。
原因調査は、研究を協力して行っていた人が行ったのでその人のブログで記す。
次に自作基板の動作テストをおこなった。
初めは、下図のような出力を得られていたが、その後出力を得られなくなった。
原因調査のため、水晶発振器とコンパレータ、AD9851の各ピンの出力を調べた。
水晶発振器について
1ピン 0.001V
7ピン 0V
14ピン 4.94VV
8ピン出力は下図のようであった。
コンパレータ
1ピン 0.11V
2ピン 0V
3ピン 水晶発振器の8ピンと同様
4ピン 4.94V
6ピン 0V
5ピンは下図のようになった。
AD9851について
テスターでの電圧調査
1,2,3ピン 0v
4ピン 4.94v
5ピン 0v
6ピン 4.94v
7,8ピン
9ピン 2.6v
10ピン 0.002v
11ピン 4.94v
12ピン 1.25v
13ピン 4.94v
14ピン 0.123v
15ピン 0.441v
16ピン 0.540v
17ピン 3.213v
18ピン 4.94v
19ピン 0.002v
20ピン 3.289v
21ピン 0.129
22ピン 0V
23ピン 4.94v
25,26ピン 0.013v
27ピン 0.013v
28ピン 0.013v
またオシロでの調査では
9ピンはコンパレータ出力と同様であった。
次回は、このデータをもとにAD9851などのデータシートと照らし合わせ、おかしい場所がないかを調査する。